
毎年開催している座談会です。
PTA連合会ならではの企画で 保護者と市内小中学校の校長先生と様々なテーマを話し合う機会です。
今年のテーマは4つ
*部活動の地域移行について
*中学校給食について
*自由登校・自立登校について
*保護者の学校行事の参加について
でした。
各テーマについて4つのグループにそれぞれ分かれて保護者からの意見と校長先生(学校)の意見を話会いました。
今回は常任理事以外の各校の総務役員の方の参加もあり、保護者の意見も各テーマで話すことができたようです。
また、自校以外の校長先生ともお話することもでき、他校の様子などもたくさん聞けたのではないかと思います。
なかなかできない貴重な機会ですね。
お忙しいなかお時間を作っていただきました校長会の感謝です。
以下、各ディスカッションテーマを話し合った内容です。
担当者にそれぞれまとめていただきました。
♦部活動地域移行について
部活動の地域移行にはこれまでより多くの費用が発生する これまで教師がその分を負担していたことがわかります 教師の中にはクラブ活動の顧問をすることを目指し教師になった人も少なからずいてるので、その方はこれからも部活動を継続するみたいです ただ転勤になった場合には
部活動が廃止になってしまうことから考えることが多いとのことでした
既に中学校では学校の部活動と地域のクラブ活動両方に所属している生徒がいてますが両方での活動はとても大変です
今後はクラブ活動のみへ移行して行きますが、まだ試行錯誤のこともあり、始まってから話をよく聞いて対策をして行きたいと思います
♦中学校給食について
この3年でメニューが変わった気がするが 味はそんなに変わりない
小学校からの差異は感じない
大人の味(薄味)
人気のないメニューは減らされていってる気がする
給食新聞を担任の先生が読み上げてくれる
栄養教諭の先生の説明 説得力がある
小中の給食の違いはアレルギー対応の28品目の差かな
魚料理の調理具合も含め匂いが苦手
魚の比率が多い気がする
自校式の小学校は焼くのは難しいからか魚は少ない
麺類が人気(汁気減ってるのに💦)
給食時間ネック
トラック搬送時間が指定されてる
地域クラブの兼ね合いも考えて遅く ずらせれない
現状厳しい
小中ともに食べる時間は平均20分くらい
アレルギー対応に命懸け
朝から対応
本人が忘れたり
授業に食育を取り入れると子どもがちょっとでも興味を持つ
♦自由登校・自立登校について
集団登校ではなく、個々で登校する
時間を集中させて登校
けやき小 自立登校
PTA愛護委員のなり手いない
多田東小 駅3つ分 集中登校4年目
陽明小 昨年度試行
緑台小 今年4月〜 自立登校
GW明けからPTA発信
久代小 昨年度なかよし登校
仲良しの子が近くにいない
⇒集中登校 10月〜
北小 登校班での集団登校
地区の方が班分け
今のところ、移行予定なし
桜小 昨年度から試験的に
学校運営協議会から発信
川小 学校発信で昨年度試行2回、
今年度4月〜自立登校
加茂小 4年前に学校とPTAで自立登校に移行、移行前に試験的に2回ほど自由登校
保護者と児童にアンケートをとり80%以上の賛成により移行。
登校班の振り分け、集合場所が危ないなど、4月に必ずトラブルがある
班長さんがヘトヘトになる
ストレスで行き渋りにつながることも
地区担当の先生が、学年初めの忙しいときに業務に追われる
PTAからの発信
「登下校は、学校ではなく、保護者の責任のもと行う」
保護者の意識も変わった
肯定的な意見が、8,9割
見守り当番など、保護者の協力のもと成り立っていることへの気づき
保護者からの苦情は明らかに減った
〔問題点〕
•やたら早く来る子、遅れて来る子
•1年生のフォロー
いつのタイミングから始めるか
〔利点〕
•自分のペースで来れる
•1年生も慣れてくると待ち合わせて友達と来れるので、こどもたちの表情は明るい
〔その他参考〕
•上の子が下の子をみるという異学年交流がなくなるのではという意見もあるが、登下校時ではなく、他の機会を設ける
•通学路を事前に幼稚園、こども園にも共有しておく
入学前に保護者と一緒に歩いてみる
•通学路の地図を配布し、各自宅からどこで通学路に合流するか地図に書き入れてもらう
•有事の際、集団下校訓練など地区児童会は継続
♦保護者の学校行事の参加について
[懇談会への参加が少ない事について]
保護者側の意見
・自己紹介などで発言するのが苦手
・子どもが帰るので、一緒に帰ってしまう
・ビデオで子ども達の様子を見せてくれるのは良いけど、
もっと先生と子どもの様子などを話したいと思う
・学年で参加率が変わる
・一学期は参加して様子を見て、その担任の先生によって
行く、行かないか変わる
・前もって、懇談会の内容を教えてほしい
校長先生側の意見
・保護者の予定があって、子どもと帰ってしまいがち。
・特に人権を取り扱う時は少ない
・低学年は多いけど、高学年は少ない
・先生もしっかり準備をしても、来てくれないと心が
折れてしまう
・川西中学校は、懇談会がない。オープンスクールはある
が、教室が閉め切っているので、保護者が入りづらい
[これからの課題]
・川西中学校は、説明会などの時、午後からじゃなく、4
時間目にするようにして、保護者がオープンスクールに
来やすいように工夫している
・子ども達が見られるスライドショーなども良いけど、
先生達のしゃべる能力もつけることも大事
・参観より懇談会を先にするのはどうか
・夜のイベントなどをして、保護者にきてもらって、
保護者同志(ママ友)の仲を深めてもらうのはどうか
加茂小学PTAさん
来年、性教育セミナーを4年生の児童対象で、講師を呼
んで、開催予定。
そこに全学年の保護者も参加できるようにしてくれてい
る。親に関心を持ってもらえるよう、工夫をされている
そうです。
*保護者と先生のニーズがずれていたり、お互いの思いが
伝わりづらい中、学校側、PTA側(保護者)がお互いの
意見を言い合って、助け合う事が大事。
以上、今年度の校長先生との座談会内容まとめでした。
